お知らせ
入れ歯の種類

こんにちは!
川口駅西口の歯科・歯医者さん、リプレかしま歯科クリニックです。
入れ歯には主に3つの種類があります。
まず保険適用の普通の入れ歯です。これは、レジンというプラスチックの歯と床(ピンク色の部分)でできています。材料がプラスチックのため、入れ歯が割れないように厚みを持たせる必要があります。
次に金属床の入れ歯です。入れ歯のピンク色の部分を一部金属にすることで、入れ歯の厚みを薄くでき、違和感を軽減できます。また、金属は熱を伝えやすいため、食事が美味しく感じるというメリットもあります。保険適用外です。
最後にノンクラスプデンチャーという、金属のバネを使わない入れ歯です。金属のバネの代わりに特殊な柔らかいプラスチック(ピンク色の部分)を使うため、歯ぐきと同化し見た目がとても良いです。弱点は柔らかい素材のため、長持ちしない点です。(約5年が寿命と言われています)こちらも保険適用外です。
ノンクラスプデンチャーと金属床を組み合わせることも可能で、見た目と機能を兼ね備えたハイブリッドな入れ歯となります。
入れ歯の種類で分からないことや気になることがありましたら、遠慮なくご相談ください。
削らない治療

こんにちは!
川口駅西口の歯科・歯医者さん、リプレかしま歯科クリニックです。
よく歯医者の広告で「削らない治療」という言葉を目にしますが、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
一言に「削らない」と言っても、様々な解釈があると思います。
例えば、歯を削る機械を使わず、あの削るときのキーン!という音もなく、虫歯だけを溶かす薬を使う治療をイメージする方、あるいは虫歯を除菌するセメントを使うイメージをする方、なるべく健康な歯を削らない治療をイメージする方など、どれも「削らない治療」ですが、内容は千差万別です。
当院の虫歯治療の考え方をご説明いたします。
結論から申し上げますと、虫歯は完全に削り、虫歯以外の歯はなるべく削らない治療を心がけております。
虫歯をどこまで削るかについては、様々な考察や考え方、ガイドラインがあります。
当院では日本歯科保存学会の「う蝕治療ガイドライン」に則り、虫歯染め出し液を用い、完全に虫歯が染め出されなくなるまで虫歯を除去します。
以前セメントの殺菌力を期待して虫歯を残す治療を行ったことがありますが、ほとんど神経が死んでしまったり、詰め物の接着不良を起こして歯がしみてしまうなどのトラブルを経験しました。
このことから感染源であり、接着不良を起こす虫歯は全て取りきることが重要だと考えております。
歯の削る量に関しては、どのような詰め物をするか、によって変わります。
コンポジットレジン(保険適用の白い詰め物)は歯と直接接着するため、虫歯以外の歯はほとんど削らずに済みます。
インレー(型どりが必要な詰め物)やクラウン(型どりが必要な被せもの)は、詰め物や被せものが外れないようにするための形作りが必要なため、健康な歯を削らなけらばなりません。
どのように治療するか、は虫歯の大きさや残っている歯の量によりますが、当院ではほとんどの症例をコンポジットレジンで治療しております。
虫歯治療でお困りの方や、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
ファイバーポスト

こんにちは!
川口駅西口の歯科・歯医者さん、リプレかしま歯科クリニックです。
歯の根の治療を終えた後、被せものを被せる場合土台の材料を入れます。
土台は残っている歯の残量によって、歯の根に維持ピンのような芯棒を入れることがあります。これは、芯棒がないと接着セメントの劣化時に土台ごと被せものが外れてしまうのを防ぐために行います。
土台の材料は、以前は土台に適した素材がなく、金属を使用していました。しかし金属の土台だと、金属は歯よりも硬いため歯が割れてしまったり、金属イオンが唾液によって溶け出し、歯や歯ぐきが黒ずんでしまうデメリットがありました。
しかし現在ではファイバーポストという樹脂とガラス繊維を用いた土台を用いることで、これらのデメリットを解消することができます。
ファイバーポストの硬さは歯の内部(象牙質)に近い硬さのため、咬む力が加わる際はと同じだけゆがみ、曲がります。その性質により、歯の一部に極端な力が加わらないため歯が割れにくくなります。
また、金属ではないため歯や歯ぐきが黒ずむこともありません。
2003年より保険適用となっておりますので、もちろん当院でも保険内でファイバーポストを用いて治療しております。
麻酔について

こんにちは!
川口駅西口の歯科・歯医者さん、リプレかしま歯科クリニックです。
当院の歯科麻酔についてお話します。
まず、虫歯治療の際は基本的には麻酔なしでも大丈夫です。その理由は、虫歯のみを削る場合、虫歯の部分は痛覚がなくなってしまっているため麻酔なしでも痛くありません。麻酔をしないことで歯の削りすぎを防止できます。
しかし、神経が過敏の方や恐怖心が強い方、虫歯が歯の神経に近い場合は麻酔をした方がメリットがあります。特に年齢が若い方は神経が活発なためしみやすいです。
これらを考慮して、麻酔をするかしないかを判断します。もちろん患者さんとご相談して決めることも多いです。
麻酔の手技として、歯の根元の粘膜に注射しますが、その際毛細血管の部位に針を刺入してしまうと痛みを生じます。そのため、毛細血管を避け、粘膜を閉じるように針を刺入します。そうすることで注射の痛みを最小限にすることができます。
麻酔に関して気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
TCH

こんにちは!
川口駅西口の歯科・歯医者さん、リプレかしま歯科クリニックです。
歯が時々痛んだり、咬むと違和感を生じることはありませんか?
これはTCHが原因の可能性があります。
TCH(Tooth Contacting Habit)は歯の接触癖のことです。
通常口を閉じているとき、上下の歯はくっついていますか?それとも離れていますか?
歯がくっついている方は要注意です。普段何もしていないで口を閉じている際、上下の歯は離れている状態が正常です。
上下の歯の接触時間は、1日のうち食事も含めて20分と言われています。これ以上歯がくっついてしまうと、歯の根の周りの神経や血液が圧迫され、血流障害を起こします。
これが原因不明の歯の痛みを引き起こすことになります。
あるいは仕事中やスマホを見ているとき、イライラしたときなどに無意識に歯を接触してしまう方もいます。
これらの対処法は行動認知療法です。
具体的には、仕事中に歯を接触してしまう方は職場に、テレビを観ているときに歯を接触してしまう方はテレビに、「歯を離す」と書いた付箋を貼ります。
付箋を見たときに歯を接触していたら、一回深呼吸をして歯を離します。
これを繰り返すことで行動の条件付けがされ、無意識に歯が離れるようになります。
私も以前は治療中、集中すると歯を接触させていました。そのため職場のユニットに付箋を貼らせてもらい、行動認知療法を行うことでTCHをなくすことができました。
ご自身で簡単に取り入れることができますので、TCHがある方は是非試してみましょう!