・なるべく金属を使わない治療

小さい虫歯を銀歯で治すと、銀歯が外れないように健康な歯も削らねばなりません。当院では小さな虫歯はほとんど金属を使わず、CR（コンポジットレジン）というプラスチックの材料を使用します。これは歯と直接接着する材料のため、虫歯の部分だけを削って詰めることができます。

・虫歯の再発を防ぐ

当院では歯磨き粉やうがい液に含まれるフッ素を取り込み、放出するCR（コンポジットレジン）を使用しています。これにより虫歯の再発を防ぎます。

・神経を残す

歯の神経を取ると、枯れ木のようにもろくなり歯が割れやすくなってしまいます。歯の寿命を延ばすためには、なるべく神経を残すことが肝要です。

・ラバーダムで感染を防止

歯の根の中にばい菌が入ってしまうと、腫れや痛みが出てしまいます。その場合、歯の根の治療を行いますが、治療中に歯の中に唾液が入ってしまうとばい菌に感染してしまいます。当院ではラバーダムというゴムのマスクをして治療を行い、ばい菌の感染を防ぎます。

・マイクロスコープで拡大視野の治療

歯の根の中はミクロンの世界で、根の中は細く曲がりくねっています。マイクロスコープは最大19倍に拡大可能なため、精密な治療が行えます。

・根の治療後の土台もメタルフリー

根の治療後は土台を入れて被せる準備をします。その際金属の土台を入れてしまうと、歯が割れてしまったり、金属が溶け出して歯ぐきが黒くなってしまいます。当院ではプラスチックやファイバーポストというセラミックスの歯に優しい土台を使用しております。 

・歯周病とは

歯周病は歯を支える顎の骨が、ばい菌によって溶けてしまう病気のことです。歯周病の治療はご自身で行う歯みがきと、歯医者さんで行う歯石の除去です。

・歯周外科

通常の治療で治らない場合、歯ぐきの中奥に歯石が残っている可能性があります。その場合、歯ぐきをめくり歯ぐきの中の歯石を取る外科的な治療が必要です。

・リグロス

当院では歯周外科の際、リグロスという骨再生材を歯ぐきの中に入れます。保険適用で治療可能です。

・虫歯が大きく、歯が小さくなってしまった場合・・・

歯を一周削り、被せものの治療を行います。条件によっては保険適用で白い被せものも可能です。

・歯を失ってしまったら・・・

ブリッジという治療が可能です。失った歯の両隣の歯を一周削り、被せもので失った歯を補います。

保険内ですと被せものの種類は金属ですが、保険外治療ではセラミックスの白い被せものが可能です。 

・入れ歯が合わない、入れ歯が痛い・・・

入れ歯でお困りでしたらお気軽にご相談ください。現在ご使用中の入れ歯も調整すれば痛みが改善することがあります。

・金属のバネを使わない入れ歯（ノンクラスプデンチャー）

入れ歯の金属が目立って気になる場合、金属のバネを使わないノンクラスプデンチャーという入れ歯があります。

保険外治療ですが、とても自然な見た目になります。

・歯の黄ばみや色が気になる場合・・・

ホワイトニングで歯を白くすることできます。

歯医者さんで行うオフィスホワイトニング、ご自宅で行うホームホワイトニング、両方行うトータルホワイトニングの3種類です。

歯の色でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

・お子様に虫歯ができてしまったら・・・

治療が可能な年齢（およそ3歳ころ）でしたら虫歯治療が可能です。歯医者さんがトラウマにならないようにお子様のペースに合わせて治療を行います。

・治療ができない子は・・・

もしお子様がまだ治療ができなかったり、歯医者さんを怖がってしまう場合は、虫歯の進行を遅らせるお薬を塗ります。

フッ化ジアミン銀という、いわゆるお歯黒のお薬を虫歯に塗布します。歯は黒く変色しますが、虫歯の進行を遅らせることができます。

・お口の金属、気になりませんか？

歯の治療で金属の詰め物や被せものを入れたご経験はありますか？金属は硬いため、詰め物や被せものが割れないというメリットがありますが、やはり見た目が気になりますよね。金属は歯とくっつきづらく、金属と歯の隙間から虫歯になってしまうリスクがあります。また、金属が唾液によって溶け出し、金属イオンが体内に侵入することで金属アレルギーを引き起こすことがあります。

当院では歯の状態によりますが、すでに金属が入っている歯もメタルフリーで治療が可能です。

お口の金属が気になる方はお気軽にご相談ください。

・顎が痛い、顎が鳴るなどの症状はありませんか？

顎の筋肉や関節に炎症が起き、痛みが出る病態を顎関節症と呼びます。これは寝ているときの歯ぎしりや噛みしめが原因です。

痛みが強い場合は投薬治療やマッサージで炎症を落ち着かせ、歯ぎしり対策のマウスピースを作成します。