お知らせ
10月の予定
こんにちは!
川口駅西口の歯科・歯医者さん、リプレかしま歯科クリニックです。
最近は暑い日や涼しい日が入れ替わり立ち替わり、着る服に困ることが多いですね。
10月は9日の祝日はお休みで、それ以外は通常通り診療しております。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですので、お口の中から健康管理をしていきましょう!
歯の根の治療
こんにちは!
川口駅西口の歯科・歯医者さん、リプレかしま歯科クリニックです。
歯の根の治療の流れをご説明します。
まず、被せものや虫歯を完全に取りきります。
次に、プラスチックの材料で歯を補強します。
その後、歯の根の中をお掃除します。
歯の根の中に消毒のお薬を入れて完全に除菌できるまで繰り返します。これは体の免疫力で治すため、治療に何回かかるかは予測できません。最短でも2~3回かかります。
除菌が終わったら歯の根の中に充填剤を入れて密封します。
これらの処置が終わってはじめて詰め物を詰めたり被せものを被せる治療に移ります。
治療に関して分からないことや気になることがありましたら、遠慮なくお聞きください。
一番良い被せものの素材
こんにちは!
川口駅西口の歯科・歯医者さん、リプレかしま歯科クリニックです。
よく被せものに一番良い素材は何ですか?と患者さんに聞かれることがあります。
そんなとき、一番良い素材はご自身の歯(エナメル質)とお答えします。
昨今のセラミックスは強度、研磨性、審美性(硬さや汚れづらさ、見た目の良さ)はとても良く、中には天然の歯を見分けがつかないこともあります。これは偏に歯科技術の進歩と歯科技工士(被せものを作る方)の方の技術のなすものに他ありません。
しかし、それでも天然の歯に勝るものはないと考えております。これは天然の歯のもつ結晶構造や強度(歯の構造や歯の硬さ)、象牙質の加水性による神経保護作用(歯の中の象牙質な中に、傷ついた神経を癒す細胞があること)、耐菌性(虫歯になりづらさ)などが挙げられます。
簡単に述べると、セラミックスは陶器であるため、厚みがないと割れてしまう弱点があります。そのため、被せものの厚みを出すために通常より歯を多く削る必要があります。
歯を削る量が多いとそれだけ歯の神経との距離が近くなってしまいます。被せものと歯はセメントでくっつきますが、接着不良(被せものを被せるときに唾液が入ってしまう等)が起こると被せものと歯の間に隙間ができてしまいます。
その隙間から冷たいものなどの刺激が加わると、歯がしみたり噛んだときに痛みが生じます。
そのため、ご自身の歯を残すこと、歯を削らないことこそが最良の被せものの治療であると考えています。
少し難しいお話になってしまいましたが、被せもの治療に対する当院の考え方をお知らせしました。
分からないことや気になることがありましたら、遠慮せずご相談ください。
入れ歯の種類
こんにちは!
川口駅西口の歯科・歯医者さん、リプレかしま歯科クリニックです。
入れ歯には主に3つの種類があります。
まず保険適用の普通の入れ歯です。これは、レジンというプラスチックの歯と床(ピンク色の部分)でできています。材料がプラスチックのため、入れ歯が割れないように厚みを持たせる必要があります。
次に金属床の入れ歯です。入れ歯のピンク色の部分を一部金属にすることで、入れ歯の厚みを薄くでき、違和感を軽減できます。また、金属は熱を伝えやすいため、食事が美味しく感じるというメリットもあります。保険適用外です。
最後にノンクラスプデンチャーという、金属のバネを使わない入れ歯です。金属のバネの代わりに特殊な柔らかいプラスチック(ピンク色の部分)を使うため、歯ぐきと同化し見た目がとても良いです。弱点は柔らかい素材のため、長持ちしない点です。(約5年が寿命と言われています)こちらも保険適用外です。
ノンクラスプデンチャーと金属床を組み合わせることも可能で、見た目と機能を兼ね備えたハイブリッドな入れ歯となります。
入れ歯の種類で分からないことや気になることがありましたら、遠慮なくご相談ください。
削らない治療
こんにちは!
川口駅西口の歯科・歯医者さん、リプレかしま歯科クリニックです。
よく歯医者の広告で「削らない治療」という言葉を目にしますが、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
一言に「削らない」と言っても、様々な解釈があると思います。
例えば、歯を削る機械を使わず、あの削るときのキーン!という音もなく、虫歯だけを溶かす薬を使う治療をイメージする方、あるいは虫歯を除菌するセメントを使うイメージをする方、なるべく健康な歯を削らない治療をイメージする方など、どれも「削らない治療」ですが、内容は千差万別です。
当院の虫歯治療の考え方をご説明いたします。
結論から申し上げますと、虫歯は完全に削り、虫歯以外の歯はなるべく削らない治療を心がけております。
虫歯をどこまで削るかについては、様々な考察や考え方、ガイドラインがあります。
当院では日本歯科保存学会の「う蝕治療ガイドライン」に則り、虫歯染め出し液を用い、完全に虫歯が染め出されなくなるまで虫歯を除去します。
以前セメントの殺菌力を期待して虫歯を残す治療を行ったことがありますが、ほとんど神経が死んでしまったり、詰め物の接着不良を起こして歯がしみてしまうなどのトラブルを経験しました。
このことから感染源であり、接着不良を起こす虫歯は全て取りきることが重要だと考えております。
歯の削る量に関しては、どのような詰め物をするか、によって変わります。
コンポジットレジン(保険適用の白い詰め物)は歯と直接接着するため、虫歯以外の歯はほとんど削らずに済みます。
インレー(型どりが必要な詰め物)やクラウン(型どりが必要な被せもの)は、詰め物や被せものが外れないようにするための形作りが必要なため、健康な歯を削らなけらばなりません。
どのように治療するか、は虫歯の大きさや残っている歯の量によりますが、当院ではほとんどの症例をコンポジットレジンで治療しております。
虫歯治療でお困りの方や、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。