お知らせ

2023 / 09 / 08  09:45

削らない治療

削らない治療

こんにちは!

川口駅西口の歯科・歯医者さん、リプレかしま歯科クリニックです。

 

よく歯医者の広告で「削らない治療」という言葉を目にしますが、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?

一言に「削らない」と言っても、様々な解釈があると思います。

例えば、歯を削る機械を使わず、あの削るときのキーン!という音もなく、虫歯だけを溶かす薬を使う治療をイメージする方、あるいは虫歯を除菌するセメントを使うイメージをする方、なるべく健康な歯を削らない治療をイメージする方など、どれも「削らない治療」ですが、内容は千差万別です。

 

当院の虫歯治療の考え方をご説明いたします。

結論から申し上げますと、虫歯は完全に削り、虫歯以外の歯はなるべく削らない治療を心がけております

 

虫歯をどこまで削るかについては、様々な考察や考え方、ガイドラインがあります。

当院では日本歯科保存学会の「う蝕治療ガイドライン」に則り、虫歯染め出し液を用い、完全に虫歯が染め出されなくなるまで虫歯を除去します。

以前セメントの殺菌力を期待して虫歯を残す治療を行ったことがありますが、ほとんど神経が死んでしまったり、詰め物の接着不良を起こして歯がしみてしまうなどのトラブルを経験しました。

このことから感染源であり、接着不良を起こす虫歯は全て取りきることが重要だと考えております

 

歯の削る量に関しては、どのような詰め物をするか、によって変わります。

コンポジットレジン(保険適用の白い詰め物)は歯と直接接着するため、虫歯以外の歯はほとんど削らずに済みます。

インレー(型どりが必要な詰め物)やクラウン(型どりが必要な被せもの)は、詰め物や被せものが外れないようにするための形作りが必要なため、健康な歯を削らなけらばなりません。

どのように治療するか、は虫歯の大きさや残っている歯の量によりますが、当院ではほとんどの症例をコンポジットレジンで治療しております

 

虫歯治療でお困りの方や、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。