お知らせ
医療の倫理について
こんにちは!
川口駅西口の歯科・歯医者さんリプレかしま歯科クリニックです。
最近医療の倫理観について考えさせられることがあります。医療は前提として「善」であるべき、という根幹がどこか捻じ曲げられてしまっていると感じることがありました。
これについて少し話が逸れますが、哲学者ソクラテスの時代、アテネは戦争に敗れ民主政治から個人の利益を重んじる利己主義、衆愚政治へと変わってしまいました。それに対しソクラテスは「大切なことはただ生きるのではなく善く生きることだ」と説き、金銭や権力に目を向けるのでなく魂を善くすることに人間の本質を求めました。
現代もこれと同じことが起こっているように感じます。
医療の本質は金銭や権力、地位でなくいかに人を「善く」するか、ではないかと思います。そのために医療人は技術や知識を学び「善」を成すのであり、決して自費治療を勧めたり自費率を上げることが目的ではないはずです。
患者の価値観を重視した治療という考え方もあります。審美を重視する方、健康を重視する方、金銭面を重視する方など確かに様々です。しかし、医療に絶対はありませんが確からしいもの(正解に近いもの)はあります。
極論ですが見た目が悪いので全部歯を抜いてインプラントにしてください、という患者さんがいたら歯科医師は全力で止めなければなりません。(人口物の方が見た目が良いという患者の価値観に沿って治療してはいけません)
患者さん、歯科医師、その他色々環境や立場があるので、今の時代「善」を貫くのは難しいのかも知れません。
ただ、それでも医療に携わっている以上「善」を目指さなければならないと思います。
これらのことを踏まえて、日々診療に精進したいと思います!
