お知らせ
2023 / 11 / 28 14:26
歯の破折について2
こんにちは!
川口駅西口の歯科・歯医者さん、リプレかしま歯科クリニックです。
歯の破折には種類があり、どれにより歯を残せるか抜歯になってしまうかが決まります。
まず歯冠破折、これは歯の頭の部分のみが割れてしまった状態です。これは歯の根の部分は割れていないため、予後は良好です。基本的には割れた部分を詰める処置で治せます。
次に歯冠‐歯根破折、これは歯の頭から歯の根の途中まで割れてしまう状態です。
歯の根の長さが短いと予後はあまりよくありませんが、歯の割れ目を歯ぐきの外に出す処置(エクストルージョンや外科的挺出)を行えば歯を残せる状態です。
最後は縦破折、歯が縦にパックリ割れたしまった状態です。
これは歯の割れ目からばい菌が入ってしまい腫れや痛みの原因になってしまうため基本的には抜歯となります。前回ご説明したように、今の歯科の技術で完全に割れた歯をくっつける技術がありません。
また、外傷のように歯の神経の有無によって神経の処置を行うかが変わります。(転んで歯が割れてしまったなど)
歯の破折でお困りの方はお気軽にご相談ください!