お知らせ
2023 / 10 / 24 12:30
歯医者さんが怖くて治療ができない子供の治療方法
こんにちは!
川口駅西口の歯科・歯医者さん、リプレかしま歯科クリニックです。
歯医者さんが怖くて虫歯の治療ができない子には、サホライドというお薬を歯に塗ります。これはフッ化ジアミン銀という、いわゆる「お歯黒」のお薬です。
お歯黒は平安時代から明治初期まで行われていたと言われています。江戸時代では既婚した女性のシンボルとされていたそうです。
お墓から掘り出されたお歯黒の歯には虫歯がほとんどないことが分かり、これを治療に落とし込んだものがフッ化ジアミン銀(サホライド)です。鉄を歯に塗りこむことで酸から歯を守っていたのですね。
話を子供の虫歯治療に戻すと、号泣や暴れてしまう子にはサホライドを虫歯に塗ることで虫歯の進行を抑制できます。虫歯が完治できているわけではありませんが、子供が泣かずに治療できるまでの経過処置として行います。
注意点は何といっても歯が黒くなることです。健診で虫歯と間違われることもあります。
また、完治したわけではないため、虫歯が進行すると痛みが出る可能性があります。そのため、子供が治療を受けられるようになるまで定期検診で歯医者さんに慣らしてあげる必要があります。
子どもの虫歯でお困りでしたら、お気軽にご相談ください。