お知らせ
2023 / 09 / 04 09:26
ファイバーポスト
こんにちは!
川口駅西口の歯科・歯医者さん、リプレかしま歯科クリニックです。
歯の根の治療を終えた後、被せものを被せる場合土台の材料を入れます。
土台は残っている歯の残量によって、歯の根に維持ピンのような芯棒を入れることがあります。これは、芯棒がないと接着セメントの劣化時に土台ごと被せものが外れてしまうのを防ぐために行います。
土台の材料は、以前は土台に適した素材がなく、金属を使用していました。しかし金属の土台だと、金属は歯よりも硬いため歯が割れてしまったり、金属イオンが唾液によって溶け出し、歯や歯ぐきが黒ずんでしまうデメリットがありました。
しかし現在ではファイバーポストという樹脂とガラス繊維を用いた土台を用いることで、これらのデメリットを解消することができます。
ファイバーポストの硬さは歯の内部(象牙質)に近い硬さのため、咬む力が加わる際はと同じだけゆがみ、曲がります。その性質により、歯の一部に極端な力が加わらないため歯が割れにくくなります。
また、金属ではないため歯や歯ぐきが黒ずむこともありません。
2003年より保険適用となっておりますので、もちろん当院でも保険内でファイバーポストを用いて治療しております。